『時間を何に使うか』

 

集中するとは

「真に意味あることは何か」

「最も重要なことは何か」

という観点から

時間と仕事について

自ら意思決定する勇気のことである。

ピーター・ドラッカー

 

 

意味のないこと、

重要でないことに、

時間を費やすことが許されるほど、

時間は余っていません。

 

『もっとも欠乏した資源は時間である』

 

成果をあげる者は

仕事からスタートしない。

時間からスタートする。

成果をあげる者は、

時間が制約条件であることを知っている。

あらゆるプロセスにおいて、

成果の限界を規定するものは、

もっとも欠乏した資源である。

それが時間である。

ピーター・ドラッカー

 

 

時間という限られた資源を、

最大限活用することを常に意識しなければ、

時間を惰性で使ってしまうことになります。

時間が有限であることに気づくのは、

いつも時間が足りなくなってから。

 

 

 

『成果をあげることは習得できる』

 

成果をあげているものはみな、

成果あげる力を努力して身につけてきている。

そして彼らのすべてが、

日常の実践によって

成果をあげることを

習慣にしてしまっている。

しかも成果をあげるよう努めるものは、

みながみな成果を上げられるようになっている。

成果をあげることは習得できる。

そして習得しなければならない。

ピーター・ドラッカー

 

 

「成果をあげることは習得できる。」

という言葉は、

努力する勇気を与えてくれます。

 

『自分の可能性を信じることができるかどうか』

 

 

「自分の可能性にかけてみたい」

と思えるかどうかが

ジジイ化しないポイント。

「自分の可能性を信じる」感情は、

人格的成長と呼ばれ、

大切なリソースのひとつ。

河合薫

 

 自分の可能性をあきらめた瞬間から、

老化が始まる。

 

『働くということ』

 

「働く」という行為には、

潜在的影響」と呼ばれる、

経済的利点以外のものが存在する。

潜在的影響は、

自律性、能力発揮の機会、自由裁量、

他人との接触、他人を敬う気持ち、

身体および精神的活動、1日の時間配分、

生活の安定などで、

この潜在的影響こそが心を元気にし、

人に生きる力を与えるリソースである。

 

 

「働く」ことによって

金銭的な報酬だけでなく、

非金銭的な報酬を手にすることができ、

そして、この非金銭的な報酬が

人生の質を高めるのですね。

 

『境界による比較が葛藤と苦しみを生み出す』

 

我々の心は、

本来、境界の無い世界に、

自ら境界を作り出し、

葛藤と苦しみを生み出している。

ケン・ウィルバー

 

 

人は無意識のうちに、

「自分」と「他者」のように

あらゆるものに「線」を引き、

区別して物事を考えてしまう傾向があるように感じます。

そして、

その「線」を基準として、

勝手に比較し、評価し、

そしてその結果に一喜一憂する。

こんなことを繰り返しているように感じます。

『毎日の積み重ね』

 

大きな進歩を望むなら、

日々何度も繰り返す

小さな行動にこそ着目すべきです。

小さな改善を地道に繰り返すことが、

大きな変化につながるのです。

(ヘンリー・B・アイリング)

 

 

毎日の小さな行動の積み重ねが、

ある時、大きな成果となってあらわれるのだと思います。