『人間は、努力する限り、迷うものだ』

 

人間は、

努力する限り、

迷うものだ。

(「ファウスト」、ゲーテ

 

 

一心不乱に何かに集中しているとき、

それを「努力」と感じることはありません。

 

「努力」という言葉には、

どこか「やらなければならない」という意味が含まれているように感じます。

ゲーテの言わんとすることとは異なりますが、

迷っている限り、何かを成し遂げることはできないのかもしれません。

『心は◯◯を◯◯に変える』

 

 

心というものは、

それ自身一つの独自の世界なのだ、

地獄を天国に変え、

天国を地獄に変えうるものなのだ。

(「失楽園」、ミルトン)

 

 

”出来事にどんな価値を与えるかは自分次第”

良く言われることですが、

簡単なことではありません。

ただ、このことを意識するかしないかで、

世界の印象は大きく変わることは間違いありません。

『恐れないものの前に道は開ける』

 

前途に遠い。

そして暗い。

しかし恐れてはならぬ。

恐れないものの前に道は開ける。

行け。

勇んで。

小さき者よ。

(「小さき者へ」、有島武郎

 

 

目標への道には分岐点があるわけではなく、

前途が見えないなかでも、

自分を信じて歩み続ければ、

結果的に、その道は目標につながるのかもしれません。

 

 

『目先の結果は我慢する』

 

より高い目的を目指し、

そのために

目先の結果を我慢する意志がなければ、

変化を遂げることはできない。

(「7つの習慣」、スティーブン・R・コヴィー)

 

 

何かを達成するためには、

何かを犠牲にする必要があります。

それは「安定した生活」「快適な毎日」などを手放すことになるかもしれません。

その犠牲を覚悟できるかどうかが、

目標を達成するうえでの大切な条件であると思います。

『人格は繰り返し行うことの集大成である』

 

 

人格は繰り返し行うことの集大成である。

それ故、秀でるためには、

一度の行動ではなく習慣が必要である。

(「7つの習慣」、スティーブン・R・コヴィー)

 

 

どんな自分になりたいかを描き、

そのために必要な行動を習慣化できれば、

誰でもなりたい自分になることができると思います。

『いつまで依存状態のままでいるのか』

 

依存状態にある人は、

望む結果を得るために

他者に頼らなくてはならない。

自立状態にある人は、

自分の力で望む結果を得られる。

相互依存状態にある人は、

自分の努力と他者の努力と合わせて、

最大限の成功を手にする。

(「7つの習慣」、スティーブン・R・コヴィー)

 

 

依存状態にあると、

常に他者によって自分の人生が決められてしまうため、

とにかく「不安」や「不満」を感じやすくなってしまいます。

 

その一方で、依存状態にある方が

決断する、あるいは責任をとるということが求められないため、

ある意味「ラク」であることも間違いありません。

 

ただ、依存状態のままでいると、

「不安」や「不満」の負のスパイラルから抜け出そうとしたとき、

抜け出す力が残っていないかもしれません。

 

それは決して幸せなことではありません。

 

『習慣が人生をつくる』

 

習慣は私たちの人生に

決定的な影響を及ぼす。

(「7つの習慣」、スティーブン・R・コヴィー)

 

 

人生は運命ではなく、

習慣が形づくるもの。

いつでも、どこからでも

書き換えることができるのだと思います。